首都圏外郭放水路へ見学に行った話し


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先日、国交省が管轄している”首都圏外郭放水路”の見学に行ったのでその話しを。

娘(4歳)も連れて行きたかったが、未就学児はダメとのことなので息子(7歳)と二人で行った。

行き帰りに結構時間がかかったので、娘はまだ時間の掛かり具合の観点からも耐えられなかったかも知れない。

この施設の目的は、公式サイトを引用すると以下の通りです。

首都圏外郭放水路は、あふれそうになった中小河川の水を地下に取り込み、地下50メートルを貫く総延長6.3キロメートルのトンネルを通して江戸川に流す、世界最大級の地下放水路です。

この施設の見学は公式サイトにて4週間前から先着順で申し込むことが可能で、見学に費用はかかりません。

そして、大体の場所は以下の通りです。

首都圏外郭放水路の場所
首都圏外郭放水路の場所

行きかたとしては、東京都内から春日部駅へ行き、そこから春日部市が運営するバスに25分ほど乗って”庄和高校前”というバス停まで行き、そこから徒歩で20分ほどで到着する。

施設がこんな感じで見えてくる。かなり遠そうに見えるがそうでもない。

首都圏外郭放水路を遠くから見た感じ
首都圏外郭放水路を遠くから見た感じ

到着すると受け付けをして、見学者全員が集合するまで待ち、人数を確認したうえで全員でぞろぞろと地下への入り口まで進む。

地下への入り口はこのような感じ。

(人物が写っているため解像度を低くしています。)

首都圏外郭放水路への入り口
首都圏外郭放水路への入り口

そしてこの入り口から100段の階段を降りていくと、以下のように地下神殿のような場所に辿り着く。

調圧水槽というらしく、接続されている河川から流入した雨水を一旦貯蔵する役目と、最終的に江戸川へ放水する前に勢いを調節する役割があるとのこと。

首都圏外郭放水路の調圧水槽
首都圏外郭放水路の調圧水槽

この写真だと大きさがよく分からないので、息子が写っている写真は以下の通り。

地面から天井までは18mもあるとのこと。

首都圏外郭放水路の調圧水槽と人の比較
首都圏外郭放水路の調圧水槽と人の比較

そして片方の端には以下のような円柱形の空間(立坑)があり、この立坑は上下70m以上の高さで、写真に写っているところから50m以上も下に続いているとのこと。落ちたらと思うと恐ろしい。

首都圏外郭放水路の立坑
首都圏外郭放水路の立坑

この施設は大雨の際に使われるものなので、その際はこの中が雨水で満たされ、同時に砂泥が堆積するとのこと。

この堆積物を年に一度、重機を用いて清掃するらしい。

調圧水槽へ降りる手段は階段のみと言っていたのにいったいどこから重機を搬入するのかと疑問に思ってすぐに、天井からクレーンで吊り下げて搬入すると説明してくれた。

以下は調圧水槽から天井を見上げた写真。

4枚の板の間から確かに光が漏れている。

首都圏外郭放水路調圧水槽の天井にある重機搬入口
首都圏外郭放水路調圧水槽の天井にある重機搬入口

ちなみにこの重機搬入口を地上から見るとこんな感じ。

首都圏外郭放水路調圧水槽の天井にある重機搬入口(地上から)
首都圏外郭放水路調圧水槽の天井にある重機搬入口(地上から)

あとは、コントロールセンタなどをガラス越しに見ることなどができた。

首都圏外郭放水路のコントロールセンタ
首都圏外郭放水路のコントロールセンタ

総括すると、アクセスは時間が掛かるがとてもおもしろかった。

こんな施設があるということは大人は知っていたりするけども子供は教えないと分からないし、子供は言葉だけで教えても実際に見てみないとイメージが湧かずに知識として身に付かなかったりする。

実際に行ってみると迫力があるために子供の頭にも残りやすいし、見せたうえで帰りの電車の中などで改めてこの施設の意味や、こういう施設が政府の主導のもと、税金を使って作られていることを伝えられたりするので意義があった。

お父さんの収入から少なくない割合で税金が徴収されていることとかは伝えてはいるけど、それだけだとただ単に横取りされているような印象しか残らないので、一般企業が利益を目的として作ることができないこういった施設を、国民から集めた税金を使って、国民の生活を安全にするために政府によって作られているんだよなんてことを伝えることができた。

税金の使いみちとして子供に教えるにはとても良い材料だったかも知れない。

以上。


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